スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『全国駅名事典』の特徴(1)全国路線図が付いています!

前回に引き続き、『全国駅名事典』(12月22日発売)をご紹介します。

本書をご覧になれば、すぐに気づいていただけると思いますが、本書巻頭には「全国鉄道軌道路線図」というカラーの路線図が付いています。

036_convert_20161216125911.jpg

「あれ、どこかで見たことがある」と思った方、毎度ありがとうございます。そうです。これは『鉄道手帳』巻頭に収録されている路線図と同じものです。

この路線図を使うことは、本書の企画構想段階から決めていました。

「駅名事典」と称するものは過去にいくつかありましたが、すべての停車場を網羅した路線図が付いたものはありません。これをいつも残念に思っていました。

とはいえ、この種の事典に路線図を付けるのは難儀なことで、まず路線図を描きおこすのが一大事業です。約1万の停車場をそれなりの体裁に落とし込むのは、よほどの覚悟と計画性がなければできません(私にはないもの!)。お金も時間もかかります。

『鉄道手帳』ではその無理難題を実現しましたが、それは私の力ではなく、良縁に恵まれていたというだけです。所澤氏という優れた責任編集者と、路線図作成を請け負ってくれた河本氏のおかげです。

それはさておき、その頃は自分が『駅名事典』の編集を担当するとは考えていませんでした。

全停車場のデータを揃えるのは、とてつもなく手間がかかる作業ですし(駅名を揃えるのは時間をかければ何とかなるにしても、開業日の特定はきわめて困難です)、そのうち誰かが作ってくれるのではないかと思っていたのです。

しかし、「駅名事典」と称するものは、2000年に中央書院から発行された『駅名事典(第6版)』が最後で、適切なレファレンスがない状態が続きました(駅名の読み方と所在地のみを集めたものはあったようですけれども、あれは別物)。

というわけで、考え方を変えて、自前で作るというか、自社で出版することを検討しはじめました。

原稿の執筆または編纂を誰にお願いするかは簡単には決まりませんでしたが、巻頭に路線図を掲載することだけは、当初から目論んでいました。そして、その路線図に『鉄道手帳』収載の「全国鉄軌道路線図」を掲載することも決めていました。

今回、路線図つきの駅名事典が実現したわけですが、これもまた、いろいろなご縁のおかげです。

本書巻末に名を連ねる執筆者各位はもちろんのこと、鉄道軌道各社の窓口の方々のご協力がなければ到底できない仕事です。

さらにいえば、おそらく『鉄道手帳』を作っていなければ、完遂できなかったと思います。ほかにも有形無形のご協力をいただきました。関係者の皆様には、あらためまして厚く御礼申し上げます。

さて、この路線図。『鉄道手帳』の路線図を使ってはいますが、ちょっとだけ違うところがあります。『全国駅名事典』を編集する過程で判明したことを反映しています。以下は『鉄道手帳』路線図からの変更箇所です。

(1) JR九州鹿児島本線に「千早操車場」を追加しました(恥ずかしながら、手帳編集時は「千早駅」と一体のものと理解していました)。
(2) 平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線の「瀬戸町車庫(信)」を削除して、「関門海峡めかり」止めとしました。
(3) 養老鉄道養老線の「東方(信)」を「東方(操)」に訂正しました。
(4) 富山地方鉄道軌道線の「電鉄富山駅・エスタ前」と「新富町」の間に「支線接続点(信)」を追加しました。

ほかにも凡例の文言を事典向きに修正するなど、ちょこちょこ訂正しましたが、掲載内容には差し支えないので省きます。

最も大きな違いは、何と言ってもその大きさです。B6判からA5判に拡大したので、15%ほど大きくなっているだけですが、ずいぶん見やすくなったと思います。本書の駅名一覧で見た駅や路線の場所を確認するのに役立つはずで、存分にご活用くだされば幸いです。
スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

#14 来年も新駅ができますね
新駅誕生のニュースはうれしいものですが、廃駅は残念です。10年後に改訂版も出すのでしょうか。。。
#16 No title
初版を出したところですので、具体的なことは何も言えませんが、初版の編集作業は改訂版を視野に入れて進めました。でも、数年後にはまた状況が変わっているでしょうから、どうなることかわかりません (^_^;)

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。