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鉄道落語――「梅團治・しん吉二人会」のご案内

今日は「鉄道落語」のご案内です。

自他ともに認める鉄道好きの落語家、桂しん吉さんから来月行われる落語会のご案内をいただきました。日時等は以下のとおり。

『鉄』の世界 梅團治・しん吉二人会
●日時:2012年12月9日(日)18:00開演(17:30開場)
●場所:天満天神繁昌亭(大阪市北区天神橋2-1-34)
●チケット:前売2000円、当日2500円(全席指定)

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演目は、前半(趣味の演芸)が「開口一番」「道具屋」「はてなの茶碗」、後半(本気の鉄)が「鉄道新作落語」と「本気の鉄道写真スライドショー」(by梅團治&しん吉)。さらに桂小梅先生(?)による鉄道解説が付き、梅團治師匠撮影の鉄道写真卓上カレンダーが当たる抽選会もあるとのこと。「趣味の演芸」と「本気の鉄」というあたりからして、期待できそうですね。

◆桂しん吉オフィシャルサイト「しん吉くんいろいろ大変ねぇ。」はコチラ
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「UST鉄道情報局」に出演しました。

先週木曜日(22日)、「UST鉄道情報局」というUSTREAM番組に出演しました。遅まきながら、当日のことを少し振り返ってみたいと思います[注1]

当日は20時30分にスタジオのある「USTREAM CAFE 大阪」に入りました。スタジオといっても、カフェ・スペースの一角にスタジオ・スペースがあるつくりなので、観客との距離が近く、アットホームな雰囲気です。

まずは、番組ナビゲーターの小倉さんにご挨拶。想像どおり、礼儀正しくさわやかな方でひと安心。これなら私がとちっても何とかしてくれそうです。とはいえ、スタジオ・スペースは前番組のあと片付けと、これからの放送の準備でざわざわしており、生放送をまえに(たった数分ですけれど)緊張が増します。

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放送開始まで時間があったので、カフェにいらした観客やスタッフのみなさんに歴代の『鉄道手帳』を見ていただきました。はじめて知ったという方もいらっしゃいましたが、それぞれ熱心に見入っておられました。こうした光景はふだんはほとんど見られないので、とても良い刺激になります。当日手にとってくださったみなさん、ありがとうございます。

21時になり、放送がはじまりました。小倉さんと相方の竹田さんによる進行はじつに見事で、私は感心しきり。とてもあんなふうには喋れないなと思いながらも、スタジオ・スペースで話すお二人と、カフェ内のスクリーンに写し出されたお二人を交互に見やりつつ、観客の一人として放送を楽しみました。とそこへ、「……『鉄道手帳』をご紹介します」と小倉さんの一言。来ました、出番です。

打ち合わせ時に指定された席につくと、小倉さんがテンポ良く話しはじめました。緊張していたのでもう何をおっしゃったのか、自分自身が何をしゃべったのかよく覚えていませんが(というより恥ずかしくて思い出したくないのですが)、とにかく止まらないようにしました。あとで会社の同僚に聞いたところでは、声が小さくてやや聞き取りづらかったということですが、ご視聴になった方、いかがでしたか。ちゃんと日本語を話せていましたか[注2]

放送中は緊張しどおしでしたが、それでも目の前のPCにツイートが連なっていくのが見えました。番組の反応がリアルタイムでわかるのは面白いのですが、『鉄道手帳』の存在を知らない方が何人かみえて、ややショック。今年で5年目だというのに、まだまだ知られていないんですね。鉄道雑誌や新聞には継続的に広告を出してきたのですが……反省します。

とはいえ、すぐに「どこで買えるの?」といったツイートも出てきて、作り手としては手応えもありました。このブログをご覧のかたはすでにご存じでしょうが、この機会に主な販売場所をあらためてお伝えします。

『鉄道手帳』は主に全国の主要書店で販売しております。鉄道本のコーナーや手帳売場などに置いてあります。が、製作部数や販売の都合により、みなさんのお近くの書店には配本していない場合があります。鉄道雑誌・書籍の販売に強い書店、ナショナル・チェーン系の大型書店にはだいたい置いてあると思います。とはいえ、すでに売り切れになっている書店もありますので、その場合は書店でご注文されるか、ネット書店をご利用くだされば幸いです。

ネット書店は、Amazon、楽天をはじめ、各ネットショップで扱っています。下記ページから各サイトに飛ぶことができます。弊社通信販売もあります。

◆『鉄道手帳』が買えるネット書店一覧はコチラ

ネット書店を含む書店以外では、鉄道博物館や交通科学博物館、一部鉄道会社のイベントなどで販売しています。

ツイートでは「初心者向けでもあるのがいい」といったご意見もいただきました。そうなんです。番組内でも話したと思いますが(うろ覚え)、『鉄道手帳』は男女問わずさまざまな年代の方がお使いになるので、コンテンツのバランスを考えているつもりです。

資料編の「JR貨物機関車運用区間一覧」などはなかなかマニアックな資料だと思いますが、そういうものもあれば、「JR列車の種類」「JR車両の形式記号・番号の読み方」といった基本的な資料も入れています。ダイアリー欄の鉄道史上の出来事や豆知識も、ベテランの方には既知のこともあろうかと思いますが、趣味歴やご関心の範囲に応じて楽しめるようにしているつもりです。

こういう次第ですから、初心者にも使えそうなのがいいよね、というのは、とてもありがたいコメントなのです。

お知り合いにこれから鉄道趣味を極めたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ本手帳をご推薦願います。もうひとつ、お願い続きで厚かましいのですが、ホームページやブログ、ツイッター、SNS等で本手帳(とブログ)の存在をアナウンスしていただければ幸いです。お使いになる人が増えれば増えるほど、『鉄道手帳』および関連のコンテンツがより充実できる可能性が高まります。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、番組ナビゲーターの小倉さん、竹田さん、スタッフのみなさん、お世話になりました。ありがとうございます。そして当日カフェにいらしたみなさん、番組をご視聴になったみなさん、どうもありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

※追記 小倉沙耶さんのブログでも、番組当日のことを振り返っています。アーカイブから過去の番組が視聴できるそうです。詳しくは以下のブログでご確認ください。

◆ブログ「小倉沙耶のやわやわ日和」はコチラ



[注1]遅まきながら……じつはこの件については、おととい記事を準備していたのですが、書き終わって保存する前にPCがフリーズして、記事がすべて消滅してしまいました。長文だったのでこたえました。昨日書けばよかったのですが、昨日はPCのエラー修復に半日以上かかってしまい作業ができず、少々ふてくされておりました。

[注2]同僚に聞いたところでは……ちなみにナビゲーターのお二人に挟まれた私の姿は、いつもよりも小さく見えていたようです。もともと小柄なほうではあるのですが、じつは私のイスの前にテーブルの脚があったため前に出にくくなっていて、お二人よりも奥のほうに座っていたためだと思われます。したがってマイクも遠く、声も小さかったのだと思います。

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「Impress Watch」で紹介していただきました。

本日4本目のお知らせです。デジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」の家電ウォッチで、『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。ありがとうございます。

ご紹介くださったのは鉄道ファンでもある正藤慶一氏。鉄道ファンでない人にもわかるように(鉄道ファンの人にはよりわかるように)『鉄道手帳』の特徴を写真入りで熱く語ってくださっています。

巻頭の鉄軌道路線図についていわく「しかしよく見ると、貨物線や貨物駅、信号所など、フツーの人が必要としない情報まで載っている。こうした情報に眉をひそめるか、「しっかりやってるな」と微笑むのがで、鉄道好きか否かが分かれる」――そうかもしれませんね。いつも微笑んでいただけるよう、これからも気を抜かずに手入れしたいと思います。

さらにまとめとして、「普通の手帳として使えるうえ、鉄道の知識が増えることは間違いない。鉄道マニアの人にはお勧めなのは言うまでもないが、これから鉄道を深く楽しみたいと考えている“鉄予備軍”の方にこそ使っていただきたい」とあるのですが、まさしくそのとおり。「ディープな情報」ばかりでなく、たとえばJR車両の形式記号・番号など、初心者向けの資料も掲載していますし、何より路線図は見ているだけで面白いはず。「いままではそうでもなかったけど、鉄道趣味をはじめてみようかな」という人にもオススメです。

◆家電WATCH(Impress Watch内)はコチラ

『Rail Magazine』1月号で紹介していただきました。

現在発売中の『Rail Magazine』2013年1月号「RMinfomation」内で『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。いつもありがとうございます。

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今号の特集は「津軽海峡線は今…」。北海道新幹線開業を3年後に控えた津軽海峡線の動向を、大誌面を活かした見応えのある写真を交えて紹介。青函派出所の密着レポートをはじめ、津軽海峡線の歴史といまが38ページにわたって紹介されています(撮影地ガイドあり)。巻頭見開きのED79牽引の北斗星の迫力には圧倒されること請け合い。

特集のほかにも、伊藤昭氏・威信氏の「『戦後』の色濃き名古屋を行く――1950~1951年の旅から…」や浅原信彦氏の「ガイドブック最盛期の国鉄車輌 123.交流電気機関車」など本誌ならではの見所はたくさんありますが、「国鉄車輌誕生秘話〈星さんのアルバムから〉」も必見です。今回は「貴賓電車クロ157-1の製造――国鉄が総力を結集した電車の頂点1960」と題して、関係者ならではの貴重な写真とともに、お召し列車用車輌の歴史を辿っています。

なお今号には、特別付録として卓上カレンダーが付いています。

『鉄道ピクトリアル』1月号で紹介していただきました。

現在発売中の『鉄道ピクトリアル』2013年1月号「イベント・グッズ情報」で、『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。いつもありがとうございます。

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今号の特集はずばり「ブルートレイン」。筆頭記事は山田亮氏の「国鉄~JR 運輸・営業とブルートレイン」で、半世紀以上にわたるブルートレインのあゆみを、運輸や営業、社会的背景から考察したもの。ブルートレインの歴史のおさらいになります。柴田東吾氏の「牽引機から見たブルートレイン」では各形式の概要がまとめられ、これまたおさらいにぴったり。このほかにも電源車の系譜や夜行優等列車の変遷など、資料性の高い記事が写真多数とともに掲載されています。

特集以外で目を引いたのは、今号から連載スタートの「合図灯の系譜を探る」というめずらしいレポート。さまざまな形や構造をもつ合図灯の鉄道草創期からの変遷が詳しく述べられています。

『鉄道ファン』1月号で紹介していただきました。

現在発売中の『鉄道ファン』2013年1月号の「車内放送」で『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。いつもありがとうございます。

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今号の特集は「JRの少数派・希少車2013」。必ずしも「絶滅危惧」ではありませんが、もともと製作された車両数が少ないもの、将来的に他車両に置き換えられる可能性が高いものなど、そう遠くない日に別れがやってくるであろう車両が34ページにわたって紹介されています。

ほかにも野月貴弘氏による「スカイツリートレイン」試乗記、JR九州のクルーズトレイン『ななつ星』について水戸岡鋭二氏へのインタビュー、スペインのクルーズトレイン「アル・アンダルス エクスプレス」復活など、気になる話題が盛りだくさん。

もちろん、恒例の壁掛けカレンダー(B5サイズ)も付いています。ちなみに2013年1月の写真は、復原された丸の内駅舎とお召し列車の組み合わせ。

2010年版のジャケット――相互乗り入れ・片乗り入れ特集

しばらくお知らせや小ネタの類が続きましたので、このあたりで『鉄道手帳』の編集をめぐる話に戻したいと思います。今日は2010年版のジャケットについてお話しします。

2009年版のジャケットのところでも書きましたように、表紙にタイトルを印刷した切符をあしらうというスタイルは、2010年版からはじまりました。

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まず、硬券仕様の切符について少し書いておきます。切符のデザインは、参考にする切符写真と盛り込む要素だけを決めて、あとは装丁家の濱崎氏にまかせました。赤線の切れ方、年月日スタンプの微妙な傾き、地紋などうまく仕上げてくれました(ちなみに地紋は創元社の白鳥型のロゴです)。こういうことを何も言わなくてもやってくれるのが濱崎氏のいいところです。なお、切符の右上から左下にかけて走る3本の赤線は、3等車の乗車券であることを示すものです。切符の種類は毎年変えています。

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ジャケット表1(オモテ面のことをこう呼びます)の写真はEF64が牽引する『あけぼの』、表4(ウラ面)には資料編の「全国相互乗り入れ・片乗り入れ運転概況」を収録したのに合わせて、乗り入れ場面の写真を7枚入れました。撮影はいずれも所澤氏で、いつものことながら厳格なトリミング指示で難儀したのを覚えています。このときはそれぞれの写真が小さかったこともあって、長さは0.5㎜単位、角度は1度未満で微調整をくり返しました。

列車の面(つら)が揃うように撮るのはそんなに簡単ではないと思いますが(乗り入れのタイミングや列車の停止位置、走行速度がまちまちであるため)、そこはさすがに所澤氏で、事前の綿密な調査と粘りで見事に撮影しています。

ご参考までに、それぞれの撮影地と車両を書いておきます。組み合わせの妙を感じていただければ幸いです。

●右列最上段……近鉄奈良線・大和西大寺駅[阪神1000系と近鉄8600系]
●右列2段目……近鉄奈良線・生駒駅[阪神1000系と大阪市24系]
●右列3段目……近鉄奈良線・大和西大寺駅[阪神1000系と京都市10系]

●中列上段……阪神本線・芦屋駅[山陽5000系と近鉄9020系]
●中列下段……東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・曳舟駅[東武30000系と東急8500系]

●左列上段……東急目黒線・多摩川駅[都営6300形と東急5080系]
●左列下段……JR東日本伊東線・伊豆多賀駅[JR東日本185系『踊り子』と伊豆急8000系]

ジャケットに使う写真は、毎年所澤氏と相談して決めます(ほぼ氏の言いなりですが)。表1と扉(最初に出てくるページ)の写真は氏の好みで機関車が入ることが決まっていて、毎回手帳のために氏自身が撮り下ろします。表4はその時々で入れる写真を考えますが、だいたいがその年に撮影されたもので、やはり氏の撮り下ろしです。手帳中身に写真を掲載しない分、外側の写真は趣向を凝らしている次第です。



「UST鉄道情報局」番組予告

11月22日21:00から生放送の「UST鉄道情報局」について、ナビゲーターの小倉沙耶さんがブログで案内されています。

◆小倉沙耶さんブログ「小倉沙耶のやわやわ日和」

当日は『鉄道手帳』紹介のため数分間出演するだけですが、ご視聴くだされば幸いです。

なお、収録は西本町の「USTカフェ大阪」で行われます。お近くの方はお立ち寄りください。歴代の『鉄道手帳』をお見せします。

◆USTカフェ大阪はコチラ

「UST鉄道情報局」に出演します。

緊急報告です。

鉄道アーティストの小倉沙耶さんがナビゲーターをつとめるUSTREAM番組「UST鉄道情報局」に『鉄道手帳』の編集担当者として出演することになりました。放送は明日11月22日(木)21:00~、生放送です。

◆視聴URLはコチラ

「編集者は黒子」というのが持論で、おまけにしゃべるのは苦手なので、小倉さんから出演依頼のご連絡があったときは躊躇いましたが、『鉄道手帳』のファンであるという小倉さん直々のご依頼ですし、『鉄道手帳』の魅力をより多くの方々に知っていただきたい気持ちもありますので、不肖ながら出演させていただくことにしました。

必要以上に緊張するタチなので当日うまく話せるかとても不安ですが、『鉄道手帳』の見所などについてお伝えしたいと思います。大変恥ずかしいのですが、お時間がありましたらご視聴願います。

『鉄道ジャーナル』1月号に広告を出しました。

本日発売の『鉄道ジャーナル』1月号の広告です。

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併載の『鉄道の基礎知識』と『国鉄の基礎知識』もオススメです。未読の方はぜひ。

◆『鉄道の基礎知識』はコチラ(創元社HP)

◆『国鉄の基礎知識』はコチラ(創元社HP)

『鉄道ジャーナル』1月号で紹介していただきました。

本日発売の『鉄道ジャーナル』1月号で『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。いつもありがとうございます。

今号の特集は「東京横浜圏内の鉄道2013」。来年3月からはじまる東急東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転、先月営業運転を開始したばかりの東武のスカイツリートレイン、京急蒲田駅付近の立体交差化など盛りだくさんの内容です。ちなみに次号の特集は「京阪神電車三昧」。こちらも楽しみです。

巻頭からの特集のほか、個人的にじっくり読みたい記事がありました。ミラノ~ナポリ間をむすぶ高速列車「.italo」の乗車レポートです。ジョルジェット・ジウジアーロ[注1]創設のイタルデザインが内装を担当したというだけあって、スタイリッシュなデザインが印象的です。車両は仏アルストム社の「AGV」。ボディカラーは真紅(ボルドーレッド)で、先頭車両連結部の上から運転室の天井まで続く黒いマスクが前面を引き締めています。さすがデザイン大国。

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◆『鉄道ジャーナル』1月号の目次はコチラ

◆「.italo」の写真はコチラ(NTV社のサイト内)



[注1]ジョルジェット・ジウジアーロ……イタリアを代表する工業デザイナー。自動車のデザインでとくに有名で、アルファロメオやフィアット、フォルクスワーゲン、マセラティなどで優れたカーデザインを送り出してきました。日本車だとマツダの初代ルーチェとか、いすずの117クーペがジウジアーロのデザインです。ニコンの一眼レフカメラのデザインも担当しているようです。

『鉄道模型趣味』12月号で紹介していただきました。

みなさん、こんにちは。本日発売の『鉄道模型趣味』12月号でのインフォメーション・ページで『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。ありがとうございます。

今号の巻頭では、植竹保之氏製作のNゲージモジュール「城址を仰ぐ駅―旅立ちの時―」(1800㎜×600㎜)の全体と細部が詳しく紹介されています。美濃地方をイメージしたという情景はじつに好ましく、どこかで見たような街並み、ホームや市中を行き交う人々が物語の一場面を見事に演出していると思います。ホーム間で荷物を運搬する「テルハ」は氏の完全自作だそうですが、鉄道模型で再現されているのは初めて見ました[注1]

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[注1]テルハ(Telfer)……「テルファー」とも表記。デジタル大辞泉によれば「ケーブルによる空中高架軌道の小型運搬車の総称」。2012年版の資料編「日本の鉄道遺産一覧」では、国鉄清水港駅で使われていたテルファーを紹介しています。こちらはホーム間の荷物運搬用ではなく、木材積み込み用につくられたかなり大きな構造物ですが。



交通広告の話

『鉄道手帳』の広告ではありませんが、弊社新刊の交通広告を出しましたのでお知らせします。関西と大阪の選り抜きの「ほんまもん」を一挙紹介する『関西名物』と『新版 大阪名物』という本の広告で[注1]、デジタルサイネージという媒体を使っています。今日から今月25日まで、JR大阪駅、JR新大阪駅、JR天王寺駅、JR京都駅、JR三宮駅で掲出されます。掲出時間は150秒のうち15秒です(写真は新大阪駅。弊社の広告を含む10種の広告が15秒ごとに切り替わります)。

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書籍の広告は、新聞や雑誌など書籍と親和性が高い媒体(本を読む習慣がある人が見るであろう媒体)に打つことが圧倒的に多いのですが、交通機関での広告展開もたまにあります。車内の中吊り広告や、駅構内のポスター、線路端の看板、ラッピング電車などがそうで、これらはまとめて「交通広告」と呼ばれています。

このうち出版関係でよく使われるのは「車内中吊り広告」です。車両天井から通路上にぶら下がっているアレです。週刊誌や月刊誌の広告によく使われますが、書籍の広告にはあまり使われません。大手出版社の文庫ラインナップが定期的に掲出されていますが、単行本を単独でアピールすることはあまりありません。なぜならば、不特定多数に情報を発信する雑誌の場合ならともかく、単行本の広告コストとしては高すぎるのです[注2]

中吊り広告の掲出期間は3日~4日が単位です。広告予算が単行本に比して大きく「発売日から数日が勝負」の雑誌には向いているといえますが、大ベストセラーは別にして、比較的長い時間をかけて売っていく書籍には不向きといえます。

「新聞は掲載期間がもっと短いじゃないか」と言われるとそのとおりですが、新聞の場合、販売部数からみて、中吊り広告より多くの人が広告を目にすることが期待されますし、エリア限定の交通広告とは異なり、全国的に幅広い層に訴求できるというメリットがあります。先述のように、書籍との親和性が高いということもあります。

出版関係に使われる交通広告としてはほかに、「まど上広告」(窓の上、天井との境目あたりにある横長の広告)やドア横広告などがあります。中吊り広告より掲出期間が長く、割安感がありますが、それでもけっこうな費用がかかります。御堂筋線あたりですと、一部出版社がドア横広告を掲出しているのをよく見かけますがこれは例外で、単行本の宣伝のために中吊り広告等の交通広告を打つことはまれです。

交通広告の料金は、当然ながら路線や掲出場所によって異なります。一般的に地下鉄のほうが高くなります。地下鉄の場合、車窓を見ることができない分、車内の広告を見る確率が高いという理屈によっているようです。したがって、利用者がダントツに多い東京メトロはその分広告料金も高くなります。

ここで冒頭のデジタルサイネージに戻ります。デジタルサイネージ(Digital Signage、電子看板)は近年JRや大手私鉄で導入されるようになったもので、柱貼付ないし埋め込みのディスプレイに広告画像を写し出す広告媒体です。データ通信で複数の広告画像を切り換えることができるためスペースの有効利用の点から効率が良く、ポスターを貼り替えたりする手間も省けます。動画を流すこともできますし、画面が切り替わるので通行者の目にとまる率も高いことが期待されます。

『関西名物』や『新版 大阪名物』はいわゆる一般書として広くアナウンスしたい本である一方、全国で販売するとはいえ、やはり関西での販売がメインになります。交通広告はその性質上エリアが限られてしまうという特徴がありますが、特定の地域でとくに販売促進を展開したい場合は交通広告は使えます。さらに、従来の交通広告に比べると手が出しやすい料金設定ということもあって、久しぶりに交通広告を出すことになったようです。

JRの大阪駅、新大阪駅、天王寺駅、京都駅、三宮駅にお立ち寄りの際にご覧くだされば幸いです。

◆『関西名物』についてはコチラ

◆『新版 大阪名物』についてはコチラ


[注1]『関西名物』と『新版 大阪名物』……ちなみに両方とも私が編集を担当した本ではなく、私の真向かいに座っている編集M氏の労作。両書とも「名物」の選定には相当の手間ひまがかかっています。私はまったくの傍観者で、何種類もの豚まん(「肉まん」のことを関西では「豚まん」と呼びます)や高級昆布の試食などご相伴にあずかることができましたが、M氏の苦労は並大抵ではありません(本書の編集で4㎏やせたそうな)。この方面にご関心がおありの方は、これぞ「ほんまもん」という逸品ばかりを集めた両書をぜひご覧ください。

[注2]単行本の広告コストとしては高すぎる……いまは違いますが、私はかつて広告業務を兼務していたことがあります。いろいろな媒体に広告を出しましたが、交通広告は料金もさることながら、審査も厳しいので気を遣いました。ちなみに私が担当していた時には、大江戸線の車両連結部に。『世界で一番美しい元素図鑑』という本のステッカーを掲出したことがあります。特別な用紙を使い、元素の写真部分がきらきら光るようにした特別仕様のステッカー広告なのですが、ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。

gensozukan_convert_20121121134325.jpg ◆『世界で一番美しい元素図鑑』(創元社刊)はコチラ

小倉沙耶さんのブログで紹介していただきました。

鉄道アーティストとして活躍中の小倉沙耶さんのブログ「小倉沙耶のやわやわ日記」で『鉄道手帳[2013年版]を紹介していただきました。小倉さんによるご紹介は昨年に引き続き2回目です。ありがとうございます。

◆小倉沙耶さんのブログ「小倉沙耶のやわやわ日記」はコチラ。

今年も『鉄道手帳』の見所を写真入りでご紹介くださっています。小倉さんも注目の「地方私鉄で活躍する大手私鉄・JRの中古車両」は今年新たに追加した資料で、5頁半にわたって全国の中古車両を地方私鉄ごとに一覧表にまとめています。写真こそ載せていませんが、旧車ファンならずとも要チェックの資料だと思います。

ブログではさらに「JR貨物機関車運用区間一覧」を取り上げられていますが、さすがにお目が高い。この資料は2011年版に掲載していたものを、今回大改訂を加えて再収録しました。従来のJR貨物機関車運用を示すラインに加えて、臨海鉄道DLのJR乗り入れ運用やJR旅客鉄道への委託運用を示すラインが入っています。所澤氏入魂の資料です。



2013年版の読者アンケートから(2)

ありがたいことに、今年は例年よりもハイペースでアンケートはがきが届いています。今年はどういうわけか、小学生と女性(年齢問わず)が目立ちます。

●資料も充実していて、読んでいてとても勉強になります。どんな出来事があったかはブログの更新の際、トピックスのヒントに活用させてもらおうと思います(青森県Mさん、42歳女性)
――そう言っていただけると、励みになります。ダイアリーの蘊蓄の改訂は、けっこう注力していますので。ブログをなさっているようですが、ぜひ当ブログと特設サイトをご紹介願います。

●ダイアリーに罫線があると良い。リバーシブルカバーはこれからも続けてほしい(愛知県Hさん、34歳男性)
――ダイアリーの罫線というのがどういうものかわかりませんが、ダイアリーと言いつつも、スケジュールを書き込む人も多いと思われますので(24時間目盛りを打ってあるのはそのため)、難しいところです。何か良い方法がないか、考えてみますね。リバーシブルカバーは「仕事でも使うので」という方がけっこういらっしゃいますので、いまのところ続けるつもりです。まもなく特設サイトに替えジャケットをアップしますので、そちらもご覧ください。

●現在SLが運行している箇所・期間・SL種別・その特徴・撮影スポットなどを是非(山口県Sさん、68歳男性)
――じつは私も同じことを考えていて、今年は載せようかと思っていたのですが、ほかの資料が多すぎて断念しました。来年はどうなるかわかりませんが、近いうちに掲載したいと思います。

●閉塞方式の種類、ATSの種類や作用の違いについての資料がほしい(千葉県Oさん、24歳男性)
――閉塞方式の種類は2010年版に掲載したことがあるのですが、Oさんは今年が2回目の購入だそうですから、ご存じないかもしれませんね。所澤氏の『鉄道の基礎知識』(弊社刊)でくわしく説明していますので、ぜひそちらもご覧ください。ATSも載っています。手帳の資料として復活するかどうかは、今後検討します。

●素晴らしい手帳で大変に満足しております。時刻表とペアにして使っておりますが、旅の行程を立てる時など、時刻まで細かく記入できるダイアリーは重宝しております。旅の行程表とか後ろについているのも良いかと(東京都Sさん、17歳男性)
――使い込んでいただいているようで、ありがとうございます。どんなふうに記入されているのか、拝見したいものです。旅の行程表を巻末に付けるというのは私も何度か考えたのですが、万人向けにつくるとなると難しく、比較的汎用性の高い罫線メモや方眼メモ(2013年版にはありませんが)を付けている次第です。ちなみに罫線メモは左端から35㎜のところに、あえてすき間(スリット)を設けています。このスリットを挟んで、たとえば左側に駅名、右側に乗車時刻、列車名、料金などを書くと、わざわざ縦線を引かなくても、まとまりやすいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

●数年前より仕事で電車を利用するようになり、まだ何も知りませんが、大好きになりました。生きてる間に全国の電車に乗ってみたいんです(兵庫県Mさん、52歳女性)
――Mさんは看護師さんで、2回目のご購入。アンケート欄に小さな字で「白衣のポケットに入れたい(ので小さなサイズにしてほしい)」と書いてありました。縦長のビジネス手帳を愛用する方が多いためか、こういうご要望をよくいただきます。たしかに、胸ポケットや尻ポケットに入るサイズだと、携帯に便利ですよね。が、本手帳の場合、路線図、ダイアリー、資料編がネックです(ほとんど全部やん!)。路線図のほうは折り図にする案もありますが、お経みたいに何回も折り返す仕様になってしまうかもしれません。ま、それはそれで面白いかもしれませんが。

●B5サイズに拡大してください。卓上用として。高齢のため文字が小さすぎるから(栃木県Kさん、67歳男性)
――これについては来年度版できちんと検討したいと思います。B5サイズかA5サイズが迷うところですが、いずれ大判も出さねばならないだろう(というか個人的に出したい)とは考えています。

●住所録がないので別に購入し、手帳に挟まなくてはなりませんので不便が生じます(兵庫県Tさん、62歳男性)
――住所録は2009年版をつくるときに付けようかと思ったのですが、やはりコストの点で困難でした。2010年版以降は頁数が増えていますので、さらに困難です。仮にコストをダウンできても、今度は厚みの問題があります。申し訳ありませんが、当面は住所録を別にお買い求めくだいませんでしょうか。

●今年も手帳を買う季節になり、この所購入している「鉄道手帳」を迷わず購入。携行用というより、家で見て楽しむ感じで使っています(栃木県Kさん、49歳男性)
――Kさんは4回目のご購入とのこと。毎年お買い上げくださり、ありがとうございます。「迷わず購入」だなんて、嬉しいお言葉です。今後も愛用していただけるよう頑張ります。

まだまだご紹介したいコメントはあるのですが、気がついたらけっこうな行数になっていましたので、「今宵はここまでにいたしとうござりまする」。

『鉄道ダイヤ情報』12月号で紹介していただきました。

11月15日発売の『鉄道ダイヤ情報』12月号で『鉄道手帳』を写真入りで紹介していただきました。ありがとうございます。

同号の特集は「2012 注目の私鉄車両」。特集は3部構成で、▼全国 注目の私鉄車両総ガイド/▼東武8000系 約半世紀のあゆみと動態保存/▼京阪旧3000系の思い出、からなります。

どれも気になる記事ばかりですが、生まれも育ちも関西の私はやはり3つめが気になります。まだ読んでいませんが、寄稿されているのは京阪電気鉄道の鉄道企画部部長・岡秀敏氏。関係者ならではの語りが期待できますね。

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鉄軌道各社様のご協力に感謝。

4日ぶりの更新です。毎日チェックされていた方、お待たせして申し訳ありません。

今日は『鉄道手帳』の編集に欠かせない鉄軌道各社によるご協力について、感謝の気持ちを込めつつ綴りたいと思います。

資料編に「日本の鉄道事業者・軌道経営者一覧」という資料があります。『鉄道手帳』をお持ちの方には言うまでもありませんが、これは日本国内すべての鉄道事業者と軌道経営者の基本データをまとめたものです。2011年版から掲載していて、毎年データを更新しています。

本当は基本資料として2009年版から掲載したかったのですが、2009年版の時はとにかく手帳を完成させるのに手一杯で調査の余裕がなく断念。2010年版でも入れようと準備はしていたのですが、ダイアリー見開き1週間を採用し、さらに資料編も膨らんで全体のボリュームが大幅に増したため、掲載を見送りました。とくに2010年版の時は、元原稿が7割程度できていたのでこれを仕上げて何とか載せたかったのですが、どうにも資料編のボリューム調整がうまく行かず(例によって所澤氏が譲らず)、泣く泣く掲載をあきらめたという経緯があります。

2011年版でようやく日の目をみることになりましたが、一覧表を完成させるのにはなかなか手間がかかりました。元原稿は『鉄道要覧』や国交省資料、各社会社案内等を参照して編集部で作成したのですが、データ取得日や数え方が異なっている場合もありますし、こちらの入力ミスの可能性もありますので、いかに公の資料に基づいているとはいえ、このまま出すのはまずいと思いました。

そこで各社にデータの確認を依頼することにしました。「そんなの当たり前」と言われるとそのとおりですが、『鉄道要覧』によれば事業者・経営者が204件(当時。現在は203件)もありますから、そう簡単には行きません[注1]。各社の住所はコツコツまとめたものの、何しろこういう調査を鉄軌道各社に依頼するのは初めてですから、どの部署に送ればいいのかわかりません。それに当該の部署に送ったところで、開封してもらえるかどうかもわかりません(DMの類と思われて読まれないというパターン)。鉄道本にかんしてはまったくの新参者ですから、相手にしてもらえないんじゃないかという心配もありました。この手の調査は多少経験があったものの、勝手がわからず、実際に各社から回答をいただけるのかとても不安でした。

が、これは杞憂に終わりました。ありがたいことに、回答締切日が近づくにつれ、各社からの回答が次々に届きました。ふだんから鉄道書籍や雑誌を出している出版社ならともかく、はじめて鉄道本を出すような出版社の依頼に対して、こうも気前よくご返事をいただけるとは思いませんでした。データの確認以前に、各データの意味するところを理解したうえで回答していただく必要があるものでしたから、最初はかなりのお手間がかかったことと存じます。当時回答をお寄せくださった皆様、ご多用のなか本当にありがとうございました[注2]

さて、各社からの回答をみると、やはり元原稿で間違っているところがありました。駅のカウントのしかたが違う、営業キロ数が厳密に言うと違う、車両数は現時点では元原稿どおりだが近々新規車両を導入予定である、動力の種類が違うなど、さまざまなご指摘をいただきました。確認をお願いして本当に良かったと思います。

こうしてデータ取得日に多少のバラつきはあるものの、各社の基本データを揃えることができたのですが、各社には基本データの確認に加えてもうひとつお願いをしていました。月間スケジュール頁に掲載しているイベントの情報提供です。

これについても感謝の言葉を申し上げたいところですが、長くなりましたのでまた別の機会にしたいと思います。

最後に全国の鉄軌道各社様にかさねて御礼申し上げます。いつもご高配くださり、ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。



[注1]鉄軌道会社の数は2011年版では204でしたが、2012年4月1日付で十和田観光電鉄線が廃止されたため(ただし十和田観光電鉄そのものは存続)、一覧から割愛しました。

[注2]むろん、すぐにご返信をいただけないケースもありました。確認の電話をすると、「えっ、そんなのもらってない」「ああ、あの白い封筒ね。届いてたよ。どこやったべかなぁ」などと言われることもしばしば。ごくまれに(本当にまれに)、「なんでお宅にそんなことを教えなきゃいけないんだよ。ウチにそんな義務はないよ」とお叱りを受けることもありましたが、最終的にはご返事をいただくことができました。一方で、新駅や駅名改称の予定など、こちらが質問していないことまで教えていただくこともありました。ありがたいことです。

2013年版の読者アンケートから(1)

『鉄道手帳[2013年版]』が発売されてからひと月になります。ありがたいことに、今年もすでにたくさんのお便り(読者アンケート)をいただいています。今日は、そのなかからいくつかをご紹介したいと思います。


・2年買い続けています。今後、更なるパワーアップを期待しています。もっと多くの本屋にあるといいなと思います(東京都Mさん、31歳女性)
――ありがとうございます。今後も気を抜くことなく改善に努めたいと思います。販売書店に関しては、製作部数が限られていることもあって、大型書店や鉄道書に強い書店を中心とした配本になってしまいます。お近くの書店にない場合は、ネット書店や弊社通信販売をご利用くだされば幸いです。

・新幹線が走る前の急行、特急列車の事も記事にして載せてほしい。例えば、「はつかり」「みちのく」、「はやぶさ」「阿蘇」「きりしま」等のなつかしい列車の記事も載せて下さい(神奈川県Oさん、76歳男性)
――本手帳ご愛用の方には国鉄時代をよくご存じの方も多いので、参考にさせていただきます。なお、本手帳の責任編集を担当している所澤秀樹氏の『国鉄の基礎知識』では、戦後国鉄のあゆみを年ごとに語るスタイルで、画期をなした技術、ダイヤ改正、事件・事故、労働運動などさまざまなトピックを扱っています。優等列車に関する記述や写真も多数ありますので、未読の場合はぜひご覧ください。

・硬券タイプの題字がとても良かったです。それに魅せられて購入しました。今後も末永く出版してください(東京都Mさん、36歳男性)
――ありがとうございます。装丁家も喜ぶと思います。切符は毎年種類を変えていますので、今後もご期待ください。

・毎年発行されていることに気付きませんでした(前回は2009年版購入)。今後は毎年購入予定します(愛媛県Sさん、51歳男性)
――続けて発行していることをご存じなかったとは残念、非常に残念です。と同時に申し訳ありません。今後は手帳の周知にいっそう力を注ぎたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

・路線図のほかに駅構内の情報を載せてほしい(兵庫県Oさん、10歳男性)
――駅構内の図や料金表、あるいは特定の時刻表を載せてほしいといったご要望をいただくことがありますが、これらを収録すると膨大なボリュームになりますので、現状では難しいと思います(個人的には、あったら便利だとは思いますが)。本手帳では、時刻表では扱われない情報、文献や実地の調査に基づいたオリジナルな情報を優先して収録したいと思います。ご了察願います。

・(資料編に)「地方私鉄で活躍する大手私鉄・JRの中古車両一覧」があった事が買う決め手になりました。来年から活用したいと思います。1週間のスケジュールや空き時間を把握しやすい「バーチカルタイプ」(の手帳)がどうしても欲しいです(東京都Fさん、27歳女性)
――まずは資料のほうから。紙幅の都合上、写真こそ掲載していませんが、手前味噌ながら、旧車両がお好きな方にはとても役立つ資料だと思います。近年は当時の車体色に戻しているケースも多いので、懐かしい気持ちになれるかもしれません。

――ダイアリー欄の仕様につきましては、いまのスタイルに加えて「バーチカルタイプ」版を用意するのは難しい状況です(コストや販売の都合など)。じつは2009年版をつくるときにバーチカルタイプも検討しましたが、鉄道史の出来事や豆知識を書くスペースを確保しづらく、横長式の記述に慣れている方が多いこともあって、現状のスタイルにしました。ご了察願います。


ほかにもたくさんご意見をいただいておりますので、折をみてご紹介したいと思います。

『鉄道手帳[2013年版]』の訂正(巻頭路線図)

発売中の『鉄道手帳[2013年版]』で誤植がありました。訂正しておわび申し上げます。

【訂正箇所】
巻頭カラー路線図pp.8-9の山陽新幹線および東海道新幹線のラインに誤りがあります。現状、青色またはオレンジ色1色のラインですが、本来は旗竿線(青色またはオレンジ色と白色のツートンカラー)でなければなりません。路線図修正時に誤って白線部分を消去してしまいました。申し訳ございません。

『Goods Press』で紹介していただきました。

発売中の『Goods Press』12月号で『鉄道手帳』を紹介していただきました。ありがとうございます。

「仕事の合間に眺めてホッとひと息 興味探求系息抜き手帳」という括りで『海上保安ダイアリー』とともに写真入りで紹介されています。

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◆『Goods Press』12月号はコチラ

ところで、同号からの新連載「藤原新也の叙情唯物論」の第1回は、門司港駅舎をめぐる藤原氏の思い出がたり。門司港に育った氏の描写は活き活きとしていて、蒸気機関車があった時代が眼前によみがえります。もちろん写真も素敵です。

日本経済新聞に広告を出しました。

本日(11月7日)の日本経済新聞に以下の広告を出しました。半5段広告というもので、『鉄道手帳』はその一角でささやかにアピール。

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淀屋橋駅のひみつ

またまた大阪市営地下鉄ネタです。今回は御堂筋線・淀屋橋駅にある「白い箱」について。下の写真をご覧ください。

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そう、百葉箱です。御堂筋線ホームの女性専用車両が止まるあたりにあります。この百葉箱が設置されたのは、日本経済新聞(電子版2012年4月14日付)によれば1934(昭和9)年のこと。以来78年にわたって、この百葉箱によって構内の温度と湿度が計測されてきたそうです。

同様の百葉箱は同駅のほか、御堂筋線・梅田駅および天王寺駅(ともに1961年設置)、四つ橋線・西梅田駅(1963年設置)、中央線・緑橋駅(1965年設置)、堺筋線・堺筋本町駅(1966年設置)、谷町線・天満橋駅(1967年設置)、千日前線・鶴橋駅(1969年設置)にもあるそうですが、日経記事によれば、このうち最初に設置されたのが淀屋橋駅であるとのこと。御堂筋線の開業は1933年ですから、ほぼ開業時からデータをとってきたことになります。

記事ではさらに東京地下鉄と名古屋市営地下鉄にも取材していますが、ともに大阪市営地下鉄ほど長期間のデータは保存していないとのこと。日本環境学会・和田武会長も「大気の影響を受けない地下空間で、80年間も定点観測を続けたデータは類例がない」[注1]というコメントを寄せています。

この日経記事を見るまでは、この百葉箱がそんなにめずらしいものだとは思いませんでしたが、知ると何だか愛おしくなります。が、残念ながら、まもなく撤去されるとのこと。天井設置のセンサーの精度が増してきたので、百葉箱はお役ご免になるそうです(今年の夏あたりから撤去開始)。大阪市営地下鉄の歴史とともにある百葉箱を見るならいまのうちです。


[注1]日本環境学会・和田武会長……日本の環境科学の草分け的存在。じつは昨年、和田先生編著の教科書の編集を担当しました。『現代地球環境論』という本で、現在の地球環境問題を幅広く取り上げています。

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◆『現代地球環境論』(創元社)

特設サイト、開業しました。

『鉄道手帳』の発刊5年を記念して、弊社ホームページ内に期間限定で『鉄道手帳』のページをつくりました。当ブログと相互リンクしています。ご笑覧くだされば幸いです。

◆『鉄道手帳』特設サイトはコチラです

特設サイトのメニューは以下のとおりです。

(1)鉄道手帳のひみつ
 『鉄道手帳』の見所、2013年版の特長を紹介。

(2)秘蔵写真館「過ぎし日のEF58+ジョイフル&イベントトレイン三十六景」
 EF58形電気機関車牽引のジョイフルトレインおよびイベントトレインの秘蔵写真36枚を一挙公開。2013年版資料所収の「JRジョイフルトレイン歴代和式客車・欧風客車一覧」と併せてご覧ください。

(3)各年版の内容&イベント予定
 2009年版から2012年版までの資料編内容を紹介。いまは収録していない資料もたくさんあります。復活掲載をご希望の資料がありましたら、当ブログのコメント欄にご意見をお寄せください。
 なお、限定的ですが、2012年11月~12月の各社イベント予定も掲載しています。

(4)ジャケット・バリエーション
ビニールカバーに挿入している紙ジャケットのバリエーション(替えジャケット)を準備中です。しばしお待ち願います。

こういうページははじめてつくりましたので、みなさまのご意見・ご感想をお聞きしたいと思います。手帳挟みこみのアンケートはがき、または当ブログのコメント欄にお書き添えくだされば幸いです(当該記事のタイトル部分をクリックすると、記事下にコメントスペースが出てきます)。また、当サイトの存在を、ブログやツイッター、SNS等でご紹介くだされば幸甚です。

読売新聞に広告を出しました。

今日の読売新聞(東京本社版)にこんな広告を出しました。

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ちなみに朝日新聞(東京本社版)の10月14日付に同様の広告を出しました。細かいことを言いますと、11月4日付の朝日新聞読書欄の弊社半5段広告の1マスにも出ています(7日付の日本経済新聞にも同様のかたちで掲載予定)。

すでに鉄道手帳をお使いの方、このブログを読んでくさっている方には蛇足ですが、一般紙にも広告を出していますというお知らせまで。

2009年版のジャケット

今日は『鉄道手帳』の装丁についてお話しします。ビニールカバーに紙ジャケット(カバー)というスタイルは2009年版以来変わっていませんが、じつは毎年少しずつ進化しています。

装丁は2009年版からずっと、装丁室801の濱崎氏[注1]にお願いしています。タイトル部分に硬券を使うというアイデアは濱崎氏ならではのもので、毎年どのタイプの切符が付くのか楽しみにしている人もいます。ただ、切符が付いたのは2010年版からで2009年版はこんなデザインでした。

尼崎車庫

上の写真ではわかりにくいかもしれませんが、タイトル部分は銀箔になっていて、タイトルのやや下にやはり銀箔で北斗七星が描かれています(現物をスキャンしたので、銀箔の部分が黒くなってしまいましたが)。これはなかなか好評で、アンケートはがきに「表紙の北斗七星が良かった」と書いてこられる方もいました。私も気に入りました。

造本仕様のことでもう少し書くと、2009年版ではジャケットと帯(写真)が別々でした(いまは帯相当部分をジャケットに刷り込んでいます)。また、この時はジャケットの裏は印刷がなく、リバーシブル仕様ではありませんでした(当然ながら、両面印刷は余分にお金がかかります)。現在のかたちになったのは2010年版からです。当初は、鉄道写真をはずしたい場合は帯をはずしてもらえばいいと思っていたのですが、ISBNのバーコードが邪魔だというご意見をいただいたので、ジャケット両面印刷を採用した次第。

ちなみに現在のジャケット裏面にはちょっとした加工が施してあります。摩擦耐性を高めるため、「ニスびき」をしています。高級な加工ではありませんが、これによりジャケット裏面の色落ちを抑えることができるのです。

帯に使われている写真は、表面が2009年3月に引退した「富士・はやぶさ」、裏面は阪神なんば線開業前、2008年夏の終わりごろに撮影した阪神電気鉄道・尼崎車庫です。阪神・近鉄の電車が並んでいるのがおわかりでしょうか。撮影のタイミングはおそらく数日しかなかったでしょうから、なかなかレアな写真だと思います。このあと、10月ころより阪神電鉄の運転士・車掌による本線での訓練が始まり、2009年3月20日に西九条~大阪難波間が延伸開業し、「阪神なんば線」として開業しました。

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[注1]『鉄道手帳』『鉄道の基礎知識』『国鉄の基礎知識』の装丁および本文フォーマットを担当。専門書から一般書まで幅広く手がけ、しかも完成度が高い。私はひそかに「マエストロ」と呼んでいます(ご本人には言いませんが)。造本装幀コンクールにて、審査員奨励賞、書籍出版協会理事長賞、印刷産業連合会会長賞印刷・製本特別賞受賞。ちなみに装丁室801の「801」は事務所の号室番号。猫好き。

「青い森鉄道」さんのブログで紹介していただきました。

青い森鉄道アテンダントブログで、『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。今回ご紹介くださったのは「ふじ みねこ」さん。ありがとうございます。

◆青い森鉄道アテンダントブログ

同じ記事のなかで、青い森鉄道版「青森県民手帳」も紹介されています。青い森鉄道のキャラクター「モーリーくん」が入った特別バージョンで、ワンマン列車の乗り方・降り方や運賃、窓口営業時間が掲載されているそうです。浅虫温泉駅のモーリーズカフェで販売中の由。

◆元気!モーリー♪モーリー♪

大阪市営地下鉄の副駅名

前回、本町駅と堺筋本町駅の副駅名を取り上げましたが、大阪市営地下鉄にはほかにも副駅名(副名称という人もいますが、正式にはどっちなのでしょう)をもつ駅があります。いずれも路線図には掲載されていませんが、駅名標には書かれています。カッコ内が副駅名です。

●御堂筋線および中央線・本町駅(船場西)
――「本町」というのはどこにでもありそうな町名ですが、「本町駅」というのは、じつはここしかありません。ちなみに「御堂筋」というのは、北御堂(浄土真宗本願寺派本願寺津村別院)と南御堂(真宗大谷派難波別院)が通り沿いにあるから。

●御堂筋線および堺筋線・動物園前駅(新世界)
――「新世界」は通天閣があるところ。最近はファミリー向けの串揚げ屋がやたらに増えました。むかしは子どもには怖いところだったんですが。

●堺筋線・恵美須町駅(日本橋筋)
――「にっぽんばしすじ」と読みます。近くに今宮戎(えびす)神社があります。

●中央線・大阪港駅(天保山)
――天保山は標高4.53mの日本一低い山として知られています。

●今里筋線・瑞光四丁目駅(大阪経大前)
――大阪経済大学まで徒歩1分。この駅ができる前は、上新庄駅からトコトコ歩かねばなりませんでした。ちなみに今里筋線の開業日はクリスマス・イブ。なんでやねん!

●長堀鶴見緑地線・ドーム前千代崎駅(京セラドーム大阪)
――かつては「大阪ドーム前千代崎駅」。今里線開業を機に改称。副駅名もその時に追加。

●長堀鶴見緑地線・大阪ビジネスパーク駅(大阪城ホール前)
――大阪市営地下鉄のなかで最も深いところにある駅。

副駅名が正式駅名になったケースもあります。谷町線の関目高殿駅と四天王寺前夕陽丘駅の場合です。

関目高殿駅は、開業時は「関目駅」でしたが、地元の要望により「関目(高殿)駅」となり、そのうちカッコがはずれて「関目高殿駅」が正式名称となりました。関目という地名は、秀吉のころに見張所があったことに由来するもので、高殿というのは大宮八幡宮(現・大宮神社)の「高殿」跡に建てられた高殿小学校に由来するそうです。

もうひとつの事例、四天王寺前夕陽丘駅には、少々ややこしい経緯があります。地名にもとづき「夕陽丘駅」として開業する予定でしたが、開業直前になって「四天王寺前駅」が正式名称とされました。これに地元が反対したため、「夕陽丘四天王寺前駅」という折衷案が出されたのですが、駅名としては長すぎるということで、結局、「四天王寺前(夕陽丘)駅」として開業することになりました。ただ、その後も地元の陳情が続いたのか、長堀鶴見緑地線全線開通時に「四天王寺前夕陽丘駅」と改称されました。

「鉄道フォーラム」さんで紹介していただきました。

鉄道趣味サイトの老舗にして正統派「鉄道フォーラム」さんで『鉄道手帳[2013年版]』を紹介していただきました。ありがとうございます。

◆鉄道フォーラム掲示板はコチラ

なお、ブログ開設前には以下の2媒体で紹介していただいております。ありがとうございます。とくに前者は「専門手帳」として、大きく扱っていただきました。

notedaiary_a_convert_20121121132712.jpg
◆NOTE & DIARY Style Book vol.7(10月5日発売)

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◆CAMERA magazine no.18(10月15日発売)

続・本町駅のひみつ

前回、大阪市営地下鉄御堂筋線・本町駅の知られざるサインと駅名標記について書きました。今回はその続きです。

◆「本町駅のひみつ」はコチラ

下の写真をご覧ください。御堂筋線と中央線の本町駅の駅名標です(御堂筋線のホームは現在改修中のため、紙の駅名標になっています)。

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1枚目の写真は御堂筋線の駅名標です。赤い帯の下に小さく「船場西」とあります(ボケすぎですね。すみません)。2枚目の中央線のほうにも「船場西」と書いてあります。いわゆる副駅名(副名称)で、船場ブランドの復活を願う地元の要望により2011年11月に駅名標に加筆されました(四つ橋線の本町駅は「船場」からわずかに外れているため付いていません)。ちなみに堺筋本町駅(堺筋線と中央線)には「船場東」と書かれています。

大阪在住・在勤の方ならば、「ああ、船場ね」となるでしょうが、ピンと来ない方もいらっしゃるでしょうから少し解説します。

船場というのは、大阪市中央区の一部地域をさす言葉で、官庁や名だたる企業の本社が建ち並ぶ大阪の中心地域のひとつです(南北1.5㎞、東西1㎞ほど)。豊臣秀吉の命により、大阪のほかの町や京都から商人が集められたのがはじまりとされ、江戸時代には「天下の台所」の中心部として発展し、町人文化や学芸も花開きました。

経済の発展は明治以降も続き、東西の通りには薬問屋や繊維問屋が並び、一方では商社や証券会社、銀行など新しい形態の企業が集積し、商都の中心地として大いに栄えました。近年は繊維問屋街の郊外移転や企業の東京進出が進み、往年の活気は失われつつありますが、現在も全国有数のビジネスセンターのひとつと言ってよいと思います。「船場西」「船場東」という副駅名には、こうした歴史的・文化的背景があるのです。

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