『鉄道模型趣味』2月号で紹介していただきました!
今月発売の『鉄道模型趣味』2月号の「TMS INFORMATION」で、『日本の鉄道ナンバーワン&オンリーワン』と『鉄道手帳[2015年版]』を紹介していただきました。毎度ありがとうございます。

今号の巻頭には、佐々木勇一氏による「アオガエル東急5000系試作台車編成4両の製作」が掲載されています。車体は紙製で、厚みの異なる3種類の紙が使われています。
どうして3種類なのか。まず一番厚い紙は車体強度を確保するため。あとの2種類はサッシ部分を立体的に見せるため(2段表現)に、厚さの異なる紙を組み合わせたとのこと。
記事では車体にはじまり、雨樋、パンタ台、床下機器、ATS車上子など各部品について簡潔な解説があり、車両自作経験のない私でも見入ってしまいます。とりわけ驚かされたのは、車体の屋根と裾のR部分の処理です。記事には「0.5~1.5㎜の厚紙を階段状に積層してから削りだしています」とあります。
このくだりを読んだ時、「ああ、そうしておいてパテで段差を埋めて、整形するんだな」と思ったのですが、さにあらず。「構成部分がすべて紙になるように削りだしました」とあります。段差をなくすように紙そのものを削っているのです。なるほど、こういう手もあるのですね。
中程にある、山尾比呂士氏製作の「東京下町の路面電車モジュール其の二」も目を惹きつけられました。江戸の風情を感じさせる伝統的な町屋建築のあいだを路面電車が走り抜ける様を形にしたもので、細部まで抜かりなく作り込まれています。建物内にLEDが組み込まれたストラクチャーの出来がまた素晴らしく、ぜひ現物を拝見したいものです。

今号の巻頭には、佐々木勇一氏による「アオガエル東急5000系試作台車編成4両の製作」が掲載されています。車体は紙製で、厚みの異なる3種類の紙が使われています。
どうして3種類なのか。まず一番厚い紙は車体強度を確保するため。あとの2種類はサッシ部分を立体的に見せるため(2段表現)に、厚さの異なる紙を組み合わせたとのこと。
記事では車体にはじまり、雨樋、パンタ台、床下機器、ATS車上子など各部品について簡潔な解説があり、車両自作経験のない私でも見入ってしまいます。とりわけ驚かされたのは、車体の屋根と裾のR部分の処理です。記事には「0.5~1.5㎜の厚紙を階段状に積層してから削りだしています」とあります。
このくだりを読んだ時、「ああ、そうしておいてパテで段差を埋めて、整形するんだな」と思ったのですが、さにあらず。「構成部分がすべて紙になるように削りだしました」とあります。段差をなくすように紙そのものを削っているのです。なるほど、こういう手もあるのですね。
中程にある、山尾比呂士氏製作の「東京下町の路面電車モジュール其の二」も目を惹きつけられました。江戸の風情を感じさせる伝統的な町屋建築のあいだを路面電車が走り抜ける様を形にしたもので、細部まで抜かりなく作り込まれています。建物内にLEDが組み込まれたストラクチャーの出来がまた素晴らしく、ぜひ現物を拝見したいものです。
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