『鉄道模型趣味』11月号で紹介していただきました!

『鉄道模型趣味』11月号で、『鉄道手帳[2017年版]』を紹介していただきました。編集部の皆様、毎度ありがとうございます!

20161026113152-0001_convert_20161026125833.jpg

私は大阪で仕事をしていることもあって、鉄道雑誌の方々とはほとんどお目にかかる機会がありませんが、毎号丹念につくられた雑誌を見て、いつも圧倒されます。それも毎月遅れずつくるというのですから、穴があったら入りたいくらいです。

書籍編集と違って、複数のスタッフ、執筆者によって支えられているとは思いますが、それでも毎月切り口を変えつつ、同時に取材もこなしつつ、厖大な情報量を1冊に落とし込んでいくのは大変なことです。

さて、今号の巻頭の飾るのは、畑川政勝氏による「桃山鉄道 湯の花線製作記」。京都の亀岡や滋賀県付近を参考に作られたそうです。写真で見ると一瞬実物ではないかと見紛うばかりに緻密に作られた情景は説得力があり、実際、細部には種々の工夫が凝らされています。

たとえば棚田の畦(あぜ)や畑の草はこんなふうに作られています。

「『芝生の達人』を利用した。……地面に電極を差し、草を生やしたい部分に接着剤を塗る……〔芝(草)を上から振ると草が〕静電気により立って、奇麗な草ができる……欠点は、まるでゴルフ場のように仕上がることである。実感的に草を作る方法としては、地面の必要な部分だけに接着剤を塗り、そこに芝を撒き、違う部分にはまた接着剤を塗って違う色や長さの芝を撒き、一様にならないようにすることである」

なるほど、なるほど。まさに「道具は使いよう」ですね。

畑川氏の作品にはギミックも盛り込まれていて、牛小屋の牛の頭は電動になっているとか。畑川氏いわく「こういう動くものがあると、見た人が何となく気づき喜ぶ。ギミックを嫌う人がいるが、実物の世界では動くのが当たり前なので、何も動かない牛などのほうが実感的ではない」。ごもっとも。

さらに路線バスも動くそうです。8の字のエンドレス線を走り、トンネルを抜けて駅前のバス停に止まるのだとか。どうやっているのか、ずっと疑問に思っていましたが、ファーラーのカーシステムというのを使っているとのこと。



道路の下にピアノ線が埋め込まれていて、車両はそのピアノ線を感知して走るという仕組みのようです。動画をご覧になるとおわかりのように、カーブも何のそのでスムーズに曲がります。スゴイものがあるんですね。

このほかにも、小さな工夫が随所に盛り込まれていて、家々の照明は言うに及ばず、列車が通過すると信号の色が変わるようになっていたり、トンネル内のクルマはヘッドライドを点灯させたりと、非常に楽しそうなレイアウトです。ぜひ、実際に動く様を拝見してみたいものです。
スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する