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1枚の布から

今日は週明けの席移動に備えて、午後から机まわりの整理をしていました。ふだんの整理が悪いので、大掃除の様相です。周囲のみなさん、どうもすみません。

いらなくなったゲラを処分していると、ほとんど忘れていた資料がポロポロ出てきました。企画として実現したものもありますが、立ち消えになった構想もたくさんあります。そういうのを見つけるたびに、苦虫をかみつぶしたような気分を味わいました。

それはさておき、引き出しを整理していたら、こんなものが出てきました。

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原鉄道模型博物館で購入したウルトラマイクロファイバー

原信太郎氏のコレクションの現物を初めて見たのは、博物館が開館する3年ほど前だったと思います。たまたま寄った「大阪くらしの今昔館」で特別展が開催されていて、原氏の声望はかねて聞き及んでいたので、迷うことなく入場しました。

残念ながら信太郎氏の姿を見かけることはありませんでしたが、コレクションの質の高さにただただ圧倒されました。実際の電車と同じように架線から電力を得て走るように作られ、複雑なギアも忠実に再現されていますから、いずれも精巧をきわめた一品です。

これほどのクラスになると、既成の部品などありませんから、道具や治具も手作りとなるわけで、綿密な計算と気の遠くなるような手間がかかることは想像に難くありません。あまりに感銘を受けたので、鉄道模型はやらないのですが、ついつい高額な写真集まで買ってしまいました。

(なおこのとき、当時、国土交通大臣の要職にあった前原誠司氏も見学されていました。お付きの人は1人でお忍び見学のようでした。)

信太郎氏とはその後もお目にかかる機会がなく、原模型博物館で開かれたお別れ会に出席させていただきました。信太郎氏のお人柄を示すかのように賑やかな会で、信太郎氏の好物であった牛肉やコーラが振る舞われました。牛肉もコーラも大好きな私は、偉大な趣味人とのあいだに共通点があったことが嬉しくて、その日のことをよく覚えています。

以上、1枚のマイクロファイバーからいろいろなことが思い出される、というお話でした。

明日は名古屋に行ってきます。
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