富山地鉄・稲荷町テクニカルセンター見学

前回に続いて、富山地方鉄道さんの取材について。

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テクニカルセンターは稲荷町駅を降りてすぐのところにあります。

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緊張しつつ敷地内に踏み込むと、いきなり台車が……。ほかにも部品がそこここに置いてありました。工場に入る前からテンションが上がります。

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車庫の横をすり抜けて事務所に向かうと左手に車両群が見えました。「えっ、これって演出?」と二人して興奮気味に写真を撮っていると、後方から「創元社の方ですか?」の声。車両グループ・グループ長のSさんでした。ちなみに車両が並んでいるのは演出ではなく、普段からこういう並べ方をしているそうです。

電車たちの前でひとしきり話をしたあと、事務所にてインタビューをさせていただきました。いろいろ面白いお話を伺いました。

たとえば富山地方鉄道の車両の形式番号は少し変わっていて、オリジナルの14760形、元西武5000系の16010形、元京阪3000系の10030形、元東急5890系の17480形など、一見するとどういう法則で番号が付されているのかわかりませんが、じつはこれ、上3桁はモーター出力を馬力(PS)で表しているそうです(14760形の出力は110キロワット=147馬力)。ちなみに現場ではたんに「60形」と呼んでいるとのこと。

「将来的に車両を保存することを考えておられるのでしょうか」という問いに対しては、「保存ですか。うーん、保存ねぇ……考えたこともありませんね(笑)。基本的には使えなくなるまで使いたおすので」。おそれいりました。

また、他社さんとの技術交流のようなものがあるのかと思っていましたが、そういうものはほとんどないらしく、すべて独力でするとのこと。しかも、職人さんたちは電気系・機械系というふうには分かれておらず、ほとんど全員の方が両方をこなすそうです。すごいですね。

車両や部品の調達を担当されている技術管理課主任(兼施設計画課主任)・車両担当のNさんはご多忙のようでご挨拶程度になりましたが、嬉しいことに、息子さんが『鉄道手帳』のファンだそうです。大変光栄です。

インタビューのあとは、待ってましたの車両工場見学です。

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ちょうど14760形電車が整備中でした。ちなみに工場内は火気厳禁なので寒い。

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見学した時は、整流子を整備しているところでした。使い込まれた感じが美しい。

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車輪もピッカピカ。

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検査器も見せていただきました。こういう計器を見るだけでワクワクしてしまうのは、男の性でしょうか。

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車庫の中。ステップに登ってみたかった……。

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取り外されたモーター。いつでも使えるようにとってあるそうです。

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ん? これは、どこかで見たような……。

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お、こんなところにアルプスエキスプレスが。

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10030形電車。ヘッドマークの隠し方がまた心憎い。このフラップの設計は前出のNさんがされたそうです。

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フラップを上げたところ。見てください、この嬉しそうな顔。

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左上部の箱は汽笛。

サービス精神旺盛なSさんのおかげで、心ゆくまで取材ができました。当日はけっこう寒かったのですが、Sさんは上着も着ないで長い時間付き合ってくださいました。本当にありがとうございました。

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来た時にはここにいなかったので、帰りがけにパシャ。
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